2008年11月04日

小室哲哉の詐欺事件にみる認識の違いが及ぼす影響!

朝からどのテレビ局でも一大ニュースで事件を
取り上げられていました。

小室哲哉氏の5億円詐欺事件。


90年代小室ファミリーの楽曲で一時代を築いてきたわけですし、
確か長者番付にも名前を連ねるほどの人でしたので、


”超、お金持ち”

という認識しか、私には、ありませんでしたから、
今回の詐欺事件に関しても、



”何で?”

という疑問だけでした。


小室氏が任意同行求められる前から報道関係者が
ホテルに張り込んだり、新聞各紙が今日の逮捕を
一面で報じてたり・・・。


つまり、業界内では常識だった。

と考えられますよね。


でも、
業界と関係の無い私は、何も知らない・・・

小室氏がロスに音楽スタジオ付きの豪華別荘を持っていたとか、
フェラーリやベンツを色違いで何台も所有していたとか、
事業に失敗して借金を作っていたとか、
私には興味ないことなので、何にも知りませんでした。




そんなものです。

興味の無いこと、縁の無いこと、経験の無いことは、
何にも知らない。



芸能関係も興味がありませんが、私の場合「英語」に関しても、
ほとんど縁がありません。


興味ない。
知らない。
話す機会も無い。
縁もない。
外人に話しかけられたことも無い。


ですから、英語は何一つ覚えてもいない・・・。
中学英語も危ういかもしれません。



これらのことからいえるのは、


『人間は知っている範囲内の事でしか、物事を認識できない』

まぁ、当たり前のことなんですが・・・。



でも、この事を知っているのと知らないのでは大違いです。




例えば、飛行機と自動車。

どちらが危険ですか?
と、聞かれれば普通『飛行機』のほうが
危険と考えるはずですよね。

どうしても、飛行機事故=死をイメージしてしまうからですし、
自動車事故の場合は、死なない場合も十分考えられるからでしょう。

なので、『飛行機』のほうが危険と考えてしまいます。




しかし、
統計的にはじき出されたデーターによると、
『自動車』のほうが危険なんです。


”え、ほんと?”

と、感じてしまうと思うんですが、
それが事実なんです。


人間の考えることなんて、そのぐらい曖昧なものなんです。


例えば、宝くじ。
もすぐ年末ジャンボ宝くじが発売されると思いますが、
西田敏行さんとか井川遥さんなどを使ったCMを見ていると、


”もしかすると、当たるかも?”
と思ってしまう人も少なくないはずなんです。




私は当たるとは思いませんが・・・。




このように、人間の認識の度合いによって、
下される判断がいかに合理的ではないか・・・。


私達は、適切な判断をいつも下しているように感じますが、
過去の経験や、知っていることや、その事に携わった度合いとか、
見聞きした数などに強く影響され判断してしまうんです。



実際に、
先月は世界的な金融不安から株の大暴落があり
ほとんどの人が投げ売ったと思いますけど、
実際には、月末にかけて大きく反発しました。

つまり、適切な戦略を持って底値を探りつつ
反発を狙っていけば十分に利益を狙える相場展開だったと
言えます。


アナリストと呼ばれる人たちのほとんどは、
「まだまだ底は見えない」とか、「100年に一度の金融危機で、
この先どうなるか予断を許せない」などと言っていましたが、
見事に当たらなかったわけです。



彼らの過去の経験で言えば、しばらく金融不安が継続すると
考えたからでしょう。

この事を、私はいいとも悪いとも言いませんが、
その情報を得て、どのように判断を下すのか?が
投資家として重要なポイントになってきます。




ちなみに、
2008年当初アナリストの株価予想はこうでした。

野村証券金融経済研究所 ストラテジスト  15000─17500
大和証券SMBC エクイティマーケティング部部長  14500─19500
日興コーディアル証券 国際市場分析部長    15000─19500
大和総研 チーフテクニカルアナリスト     14000─17500
ゴールドマン・サックス証券 日本株ストラテジスト 14500─17000
モルガン・スタンレー証券 日本株ストラテジスト  14000─17000
リーマンブラザーズ証券 チーフストラテジスト   14500─17500
三井住友銀行 市場営業統括部マーケットアナリスト 13500─16500
新生銀行 アセットマネージメント部部長      15000─19000
第一生命経済研究所 主席エコノミスト        12500─16000
ピクテ投信投信顧問 ヘッドトレーダー        14000─18000
大和証券投資信託委託 シニア・ストラテジスト    15000─19000
三菱UFJアセットマネジメント トラテジスト    15000─21000
みずほ投信投資顧問 執行役員           14000─18500
ちばぎんアセットマネジメント 専務        15000─20000
新光証券 エクイティストラテジスト        15000─18000
SMBCフレンド証券 投資情報室次長      14500─18500
みずほインベスターズ証券 投資情報部長      15000─18500
コスモ証券 エクイティ部副部長          14000─20000
東海東京証券 マーケットアナリスト        14000─18000
水戸証券 投資情報部長             14500─19000
東洋証券 投資情報部長             14500─18000
丸三証券 専務                 15000─19000
草野グローバルフロンティア           13000─16000


と、こんなもんです。



一流企業に所属する経済評論家、専門家の大先生がおっしゃることだからと、
彼らの評論を素直に聞き入れていると大変な事態に巻き込まれてしまいます。


何度も言いますが、私達人間は物事を認識する際に、
合理的に判断しているようで、合理的な判断など
下していないんです。



いわゆる、

”カン”

に近いものがある。


だから、勝てないんですね。

時と場合によって下す判断が違うんですから、
”再現性”なんてあったものではありません。

つまり、継続して利益をあげることは難しい・・・。



その場しのぎ、なんですね。
やることなすことが・・・。


posted by orgon at 15:53| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。